古き森の戦記〜第3回 楽曲分析、解説

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坂本文郎氏による2018年吹奏楽課題曲「古き森の戦記」の第3回の分析・解説です。
坂本文郎プロフィール

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【練習番号D〜E〜F】
・36小節目の2拍目はOboeのメロディーとClarinetが、4拍目はClarinet 1,2が半音でぶつかります。音量のバランスに細心の注意が必要です。

37小節目の1拍目のClarinet 2のB音は単独です。G音は多いのでバランスを考えてください。

38、39小節目のAlto Clarinetの音(動き)は他のパートになく、しかもClarinet 3と2重奏になっていますのでAlto Clarinetがない場合はフォローが必須です。

・38、39小節目のSus Cymbalは特にdecrescendoの表現が大切です。

・40小節目〜60節目(練習番号G)までのTimpaniとSnare Drumの掛け合いは音をいかにクリアにするかが重要です。
Solo楽器は別ですが、それ以外の楽器が邪魔をすることがないようにバランスを取ってください。

・45小節目(E4小節目)のFlute 1,2& Piccoloは3重奏の動きで、5小節目はH音にまとまります。
同じくTromboneも最初は3和音で2拍目はH音にまとまります。まとまった最後の音(H音)が強調されないように気を付けてください。

47、48小節目(E7〜8小節)のFlute 2は単独の動きです。音域が低いため埋もれてしまう可能性が高いと思われますので注意が必要です。

 

【練習番号F〜G】
・46小節目からFlute、Oboe、Clarinetの動きとAlto Saxophone・Hornの動きがそれぞれユニゾンです。それに対して53小節目からはTrombone、Euphoniumは2声に分かれています。貧弱にならないように気を付けてください。

・55小節目の4拍目のF音は、木管には多いのですが、金管ではHorn 1のみです。
ここは響きがしっかり作られたうえでTimpaniの細かい動きが浮き上がってくれば成功と考えてください。

・59小節目の和音は慎重に合わせてください。
→Clarinet 2,3のF音とSaxophoneのEsのバランス。
→Trumpet 1,2、Flute、Oboe、Clarinet 1のC音とTrumpet 3、Horn 1,2のB音のバランス。
またdim.の後、60小節目の4拍目にC音とF音が多数になりバランスに注意したいです。

さらにスキルアップしたい奏者のみなさんへ

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