お盆休みのお知らせ

お盆休みのお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
お盆休みの期間中の営業日につきまして、下記のとおりお知らせ申し上げます。

休業日:8月11・12・13・14・15日

ご注文は24時間受け付けておりますが、
商品の発送についてのご連絡は8/16(木)以降となります。
ご不便をお掛けして申し訳ございませんが、
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

マーチ・ワンダフル・ヴォヤージュ〜第4回 楽曲分析、解説

お待たせしました。
坂本文郎氏による2018年吹奏楽課題曲『マーチ・ワンダフル・ヴォヤージュ』の分析、解説です。

坂本文郎プロフィール※掲載内容の無断転載、商業利用はお止めください。

【練習番号H〜I】
・Clarinet・Alto SaxophoneのメロディとTenor Saxophone・Alto Clarinet・Euphoniumの対旋律、Flute・Piccolo・E♭ Clarinetのオブリガードと3種のレガートが並行していますので、適正なバランスを作ってください。
特に4小節目はメロディにFlute・Piccolo・E♭Clarinetのパートが加わりますので気を付けてください。

・Snare Drum は練習番号Gから引き続きロールとそうでない動きが連続します。丁寧に合わせましょう。

・72小節目からのHornは3小節にわたっての5度平行が発生しています。前回同様にHorn 2の72小節目のB音と73小節目のC音は限りなく薄く演奏した方が良いでしょう。

73小節目3拍目でC音を奏しているのはHorn 2のみです。また裏拍ではTrombone 3のF音が弱くなると思われます。バランス調整が必要です。

・74(8)小節目4拍目のHorn・Euphoniumはユニゾンですがパーカッション群の音量とのバランスに気を付けた方が良いでしょう。

 

【練習番号I〜J】
・Flute・Piccolo・ClarinetとXylophoneは丁寧に合わせて、縦の線に乱れがないようにしてください。
同様にOboe・Saxophone・Trumpetの動きとSnare Drumの動きも丁寧に合わせてください。
またこのパートがかなり強くなることが想定されます。Tromboneと低音のシンコペーションの和音がしっかり表現できるようにしてください。

・77小節目1、3拍目の8分音符の和音で、Tenor Saxophone・Alto Clarinet・Trombone 3のA音は全体の響きを鈍くしてしまいますので、できるだけ抑えて演奏してください。

・77小節目2拍目裏の16分音符は人数が多すぎるでしょう。スリム化をお薦めします。

77小節目3拍目裏の4分音符は、D音が省略されておりB音が強調され過ぎると思いますので、G音やF音の補強が必要だと考えます。
また4拍目裏の8分音符は、G音を奏しているのがTenor SaxophoneとHorn 1 のみです。バランスを調整してください。

・78小節目頭の8分音符は、A音が省略されているため響きが得にくくなっています。丁寧にバランス調整してください。

78小節目2拍目の和音は、H音とD音しかありません。等しい音量になるよう練習してください。

・79小節目はリズム系の和音に対して、メロディの動きが非和声音でぶつかります。まずは和声をしっかり整えましょう。

・80小節目3拍目のEs音は、あまり強く奏しない方が和声の解決感を得られるでしょう。

 

【練習番号J〜K】
・ここは、最も疑問を感じる部分です。
多数のメロディユニゾンで始まるのですが、2小節目4拍目からはメロディが2声に分かれます。しかし下にあたるパートがTrp3のみです。例えばTrpが複数いれば可能な限り3rdに人数を集めなければならないと思います。

・木管楽器、トランペットと中心としたメロディとTrb・Euphonium・Tenor Saxophone・Alto Clarinetの対旋律及び低音パートのユニゾンに対して和声を作っているのはHornのみです。しかもかなり多くの部分でHrnしか奏していない音が多数あります。どこを補強していくのが、いろいろ試した方が良いと思われます。SDとの合わせにも気をつかわなければなりませんので、ここは時間をかけて練習した方が良いと思われます。

・3小節目2拍目のメロディとTrb・Eupの16分音符は合わせるのが困難です。丁寧に練習してください。

 

【練習番号K〜L】
・練習番号Jから引き続き、Hornの和声部分を表現するのが困難です。時間をかけてバランス調整をしてください。Trumpet 3の補強も同様です。

・ここもFl・Piccolo・E♭ Clarinetの16分音符とXylophoneの合わせを丁寧にそろえてください。

90小節目4拍目裏は、大半の楽器がD音です。他のG・F・B音とのバランスを調整してください。

・92、94小節目3拍目裏は、休符の間にHornの和声が聴こえる形になっています。休符の前の音の終わらせ方が雑にならないよう気を付けましょう。

 

【練習番号L〜最後】
・95、96小節はTrumpetとClarinetの1拍目はユニゾン、3拍目は2声になっています。SaxophoneとTromboneは3声で動くため、2拍毎に和音のバランスが変わります。響きを確認してください。

・Snare Drumのリズムが95、96小節はHornと、97、98小節目の最初の2拍はSaxophone・Trumpetと、後半の2拍はTromboneと重なっています。複雑に絡み合いますので、縦のラインに特に気を付けてください。同時にXylophoneとFlute・Piccolo・E♭ Clarinetの合わせも丁寧に行いましょう。

・97、98小節のSaxophone・Trumpet、さらに99、100小節はClarinet・Hornも加わっての音型のバランス調整は大変です。パート別にみていくとパート毎にユニゾンになったり2声体になったりしています。それぞれの部分で慎重にバランス調整を行ってください。

・100小節目のトリルのパートは終わらせ方が問題です。次に出てくる休符をしっかり表現するためには、2拍目の頭か裏を記譜上の音で終わらせるようにするのが賢明です。

100小節目4拍目裏の8分音符はF音が強すぎると思われます。低音のC音は問題ありませんが、A音はTrumpet 3とHorn 2だけですので人数のバランスを調整した方が良いでしょう。

101小節目1拍目の和音は、Trumpet 1・Horn 1のF音とTrumpet 2・Horn 3のD音を除くと全てB音です。やはり響きを確認してバランスの調整をした方が良いでしょう。

さらにスキルアップしたい奏者のみなさんへ坂本文郎氏の作品一覧はこちら

古き森の戦記〜第5回 楽曲分析、解説

お待たせしました。
坂本文郎氏による2018年吹奏楽課題曲「古き森の戦記」の分析編です。
坂本文郎プロフィール

※掲載内容の無断転載、商業利用はお止めください。

【練習番号J〜K】
・103〜106小節の4小節、Alto Saxophone 2のE音とTenor SaxophoneのH音は音程の取りにくい音ですね。(NGですが音を入れ替えた方が音は合いやすいと思います。笑)

・103〜106小節の4小節、Horn・Trombone・Euphoniumの特に短い音の部分は荒くなりがちです。音程も取り難いと思われます。分ける、減らすなどの工夫により解決する可能性があります。

 

【練習番号K〜L】
109小節目の和音、高音部のG音はOboeだけです。バランスの確認をしてください。

111小節目 頭の8分音符はH音が多すぎます。D音はAlto Saxophone 1・Horn1・Trombone 1だけです。少し補強するか、H音のバランスを注意した方が良いと思います。

・116小節目の木管群の16分音符の動きとSnare Drum、Xylophoneの動きは、セクション練習で丁寧に合わせた方が良いと思います。

117小節目からの木管群とHorn・TrumpetのリズムパートでF音はHorn 3とAlto Clarinetのみです。F音を補強した方が良いと思われます。

 

【練習番号L〜最後】
・121小節目の4拍目裏の16分音符は荒くなりがちで音程も困難です。分ける・減らすなどの工夫をしてください。

・125小節目最後の8分休符には気を付けてください。Percssionも含めて同時に終わる練習の必要があります。特にPercssionは難しいと思います。

・最後のAllegroは低音のC音と下降形のパートのバランスに十分気を付けてください。

以上、「古き森の戦記」〜第5回の楽曲分析でした。

さらにスキルアップしたい奏者のみなさんへ坂本文郎氏の作品一覧はこちら

 

吹奏楽のためのワルツ〜第4回 楽曲分析、解説

お待たせしました。
坂本文郎氏による2018年吹奏楽課題曲『吹奏楽のための「ワルツ」』の分析編です。
坂本文郎プロフィール

※掲載内容の無断転載、商業利用はお止めください。

【練習番号7~8】
・Oboe・Alto Saxophone・Hornの旋律にBassoon・Alto Clarinet・Tenor Saxophone・Euphoniumの対旋律、付点2分音符の動きの低音、木管の3声のアルペジオという構図です。最も細かいアルペジオのパートが3声に分かれています。テンポはLargamenteですが、このようなパターンでは、重たくなりがちです。2小節単位の流れを作る練習をしてください。

・122〜125小節目と128小節目は3声だったアルペジオのパートが突然ユニゾンになります。急に音量が増したように感じられると思います。音程とバランスを整えた方が良いでしょう。

・129小節目頭の8分音符は、下からFes音・As音・Ces音・D音の4声体になっています。Ces音が多すぎるのが気になるところです。またAs音は少なすぎる可能性がありますので合奏でバランスの確認をしてください。

・129小節目3拍目の低音のfpは明確に欲しい音です。響き作りを重視してください。

・130小節目からの和声はTromboneと低音楽器で和声を作っています。かなり多いメロディーに対し和声感を出さなければなりません。

・133〜135小節目は和音作りにTrumpetが加わってきますが、Es音のcrescに負けないようにしたいものです。

 

【練習番号8~9】
・メロディーのTrumpetとTromboneが和声の形になって、木管中心の8分音符の動きがユニゾンになっています。そこに低音部が加わる構造です。メロディーの部分が3声体ですので、しっかり和声の形が聞こえることが重要です。

・142小節目からは木管群にHorn・Euphoniumまで加わるため、バランス調整が特に重要になります。低音部が小さくならいようにしたいです。

・136小節目のみ2声体です。Es音に対してC音が少ないので、同じくらいのバランスになるよう調整してください。

Pesanteで始まりpoco a poco accelがあります。136〜139の4小節は3つ振りにして、140小節目から1つ振りにするのが適正だと思います。

・144小節目からVivoまでは3小節です。ここは、3拍子のつもりで振ると良いでしょう。

・147小節目(Vivo)の3拍目からHornがメロディーに加わりますが、4声体になります。やはりバランスに気を付けることが重要です。

154小節目(練習番号9の3小節前)のallargは、3つ振りで対応するのが自然です。

・154小節目(練習番号9の3小節前)3拍目から木管群がメロディーに代わります。Trumpet・Horn・Trombone・Alto Clarinet・Tenor Saxophoneの和声が弱くなり過ぎないよう工夫してください。

 

【練習番号9~最後】
・167小節目のフェルマータまで、メロディーラインの木管群はユニゾン、対旋律のTrumpetが2声体、後打ちのHorn・Tromboneが3声体です。メロディーラインがかなり厚いので、他パートの和声がしっかり主張できるようにバランスを考えてください。

165小節目のritから、3つ振りにしてテンポを制御してください。

・166小節目のClarinet・Saxophoneの8分音符の動きは、しっかりVibraphoneと合わせてください。

166小節目から167小節目頭のフェルマータの和音はGes音・Des音・Es音・B音の4声体で変化がありません。印象的に残る和音だと思いますので、響きのバランスに注意した方が良いでしょう。

・167小節目2拍目からの木管群は、3声に分かれます。meno mossoですが、必要以上に音量が小さくならないように、それ以前の流れと比較してください。

・168小節目からの付点2分音符の動きは、オクターヴの音型を重視してください。Alto Clarinetがない場合、1本でもいいのでClarinetで補強した方が良いと思いますが。。。

171小節目のaccelを表現するためには、ここから1つ振りにするのが効果的でしょう。

・171~174小節は、3声体をバランスよく作っていくことと、鍵盤楽器とのタイミングの合わせに気を付けてください。

・最後の小節は、装飾音のあるClarinet 1・Alto Clarinet・Bassoonを強調したうえで、最後の音は強弱に大きな差が出ないようバランス調整をしてひびきを作ってください。

さらにスキルアップしたい奏者のみなさんへ坂本文郎氏の作品一覧はこちら

コンサート・マーチ「虹色の未来へ」〜第4回 楽曲分析、解説

お待たせしました。
坂本文郎氏による2018年吹奏楽課題曲『コンサート・マーチ「虹色の未来へ」』の分析編です。
坂本文郎プロフィール

※掲載内容の無断転載、商業利用はお止めください。

【練習番号 I〜J】
・多数パートのメロディーのユニゾンとAlto Clarinet・Tenor Saxophone・Horn・Euphoniumの対旋律に対し、Tromboneだけが和音を作っているという構造はこれまでと同じです。バランス調整してください。
【練習番号 J~K】
・最初の6小節(82〜87小節目)は、再び多数パートのメロディーユニゾンとAlto Clarinet・Tenoe Saxophone・Horn・Euphoniumの副旋律に対し、Tromboneだけが和音を作っています。Flute・Piccolo・E♭ Clarinet・Glockenspielのオブリガードがある点だけが違います。低音部も含め、各部分のバランス調整をしてください。

88小節目のアウフタクトからメロディーが2つの声部に分かれます。ここも2声を3パートで吹きますので上下のバランスが整っていませんので注意して欲しいです。

・88、89小節目のSaxophoneとHornのグリッサンドも、練習番号Hと同じように楽譜の形にして揃えてください。

 

【練習番号 K〜最後】
ここから初めて高音パートの声部も3声に分かれます。As音が強すぎるかもしれません。しかし91小節目にはすぐにユニゾンになります。Alto Clarinet・Tenor Saxophone・Trumpet 3・Horn・Euphniumのパートは最初からユニゾンですので、1小節目と2小節目のバランスの変化に気を付けてください。

・90小節目の4拍目は練習番号Aと同様、木管群とSnara Drumの16分音符は、低音の16分音符と揃いにくいでしょう。合奏時に確認をしましょう。

91小節目のDes音は、またTrombone 1しかありませんのでバランスの確認が必要です。

・92小節目の3拍目裏からの3つの8分音符は、次の音に解決させることが最も大切です。明るく美しい響きを作るために低音部のG音の調整が必要です。解決の和音は、C音の調整が必要です。

最後の音はユニゾンですので音程が重視されます。

さらにスキルアップしたい奏者のみなさんへ坂本文郎氏の作品一覧はこちら