ドヴォ8

 アレンジしたのは第4楽章。アレンジする時って、特定のこだわりから抜けられなくなって、いっそのこと自分で書いてしまえという気になることが多いような気がします。
 以前、どこかの販売譜で演奏したことがありますが、どうしても困ることが3つありました。そのこだわりから抜けられなくなって書いたというのが本音です。
 抜けられなくなったこだわりの部分とは・・・

① パーカッションが多すぎて、賑やかすぎたこと。
② ト長調が原調なのですが、2度下げてあったためクラリネットの音が突然オクターブ上げてあったこと。(メロディーラインだったから、違和感いっぱいでした。
③ なぜか12小節足りなかったこと。(12小節だけないっていうのは、コンクール用と考えても理解できませんよね。)

 これ以外にも、ドヴォルジャークの場合は、スプラフォン(現在はベーレンライター)の楽譜を使うのが通常ですよね。他の版だとかなり違いますから。
 そうそう・・・青山さんにスラヴ舞曲の10番のアレンジをお願いしたことがありますね。あの曲の場合も、最後にテーマが再現される部分をコピーで済ましているアレンジが多いですね。あの部分の転調が、10番の花と言っても過言ではないのに。

先日

日にちが空いてしまいすみません。 少し前久しぶりにナマのコンサートに行って来ました!
オーケストラの響きもたまに聴いておかないと、自分の想像した響きとズレることがあるのです。(私だけかもしれませんけど。) ホールに響く楽器の音を聴いて、自分の頭の中に”上書き”してくるのです。

さて、この日は私の大好きなブラームスのヴァイオリン協奏曲と、ドヴォルジャークの交響曲第8番でした。 ヴァイオリン協奏曲、ぜひとも独奏者の後ろで吹いてみたい曲ですけど、アレンジ難しいでしょうね。
そういえば、ドボ8は坂本先生がアレンジされてましたよね? いっそのこと、全楽章そろえてもらいたいところです。 よろしく~~。
この曲は私も学生の頃に吹いたことがあるので、いろんな楽譜が出ているかもしれませんが、
あえてアレンジされたのはなぜですか?

弦楽器

 先日、やっと『魔法使いの弟子』のアレンジが終わりましたが、この曲の中にももっとも弦楽器を吹奏楽にするのに悩む部分がありました。
 アルペジオ・・・です。4本の弦をまたいで行くので、音の跳躍が激しいですね。これは、このまま管に移すわけにはいきません。どうしたら作曲者の狙っていた効果と響きが出せるのか、悩みの種です。これがあるためにアレンジを躊躇している作品があります。スメタナの『モルダウ』とシベリウスの『エン・サガ』です。
 アルペジオ以外にも、弦の奏法と管のそれは全く違うので、アーティキュレーションの問題など考えますね。

同感!

いいえ、アレンジの方法ではなくて曲の好みはむしろ、坂本先生の方がロマンティストだと思います!
ワーグナーは、なぜだか圧倒的に男性の方が好きですよね。 私はブラームスの方が断然好きです。 但しアレンジは困難を極めると思います。 特に交響曲は弦楽器の魅力が存分に発揮されている作品ですから、管楽器にするのは至難の業ですよね。

スメタナ、独特の響きがしますよね。 先生のアレンジを吹かせてもらいましたけど、とても楽しかったです。 時間があったら続きを書いて下さいね!
シベリウス、これはとても衝撃的な印象が残っています。 殆ど知らなかった交響曲3番をやらせてもらいましたが、アレンジしているうちに曲の良さがじわじわ判ってきて、私一人で楽しんでしまってスミマセン!という気分でした。 それに、楽章ごとの雰囲気や作りがかなり違うので、面白かったです。
1楽章は本当に爽やかな森の中を走っているようです。2楽章はシンプルだけどとても美しいメロディ。3楽章は混沌としているので、果たしてこれで終われるのか?と心配になるくらいです。 シベリウスは、ヴァイオリニストの卵でしたっけ? だからか分かりませんが、ブラームス同様に弦楽器をどうしたらいいか、非常に悩んだ記憶があります。