3パートか2or4パートか

 倍音まで話が発展しましたか。大学生の頃、同じ楽器の友人を誘い、一緒に3度音程でロングトーンをしていたことを思い出します。
 古典が基礎的な力をつけるのは、素直な和音と素直なコード進行がわかりやすく響きを体感させるところにあるのでしょうね。そう考えると、アンサンブルのような小さな編成で、シンプルに和声感を養うのがもっとも勉強になるのだと考えさせられます。
 私は、アンサンブルの編曲依頼をM2プランでわがままに依頼してもらいたいと考えています。アンサンブルなら、アレンジにもさほどの時間はかかりませんし、何より依頼者の様々な要望(編成や選挙区の希望など)を伺って、プランを立てるのが楽しいのです。
 オーケストレーションされた楽曲は、圧倒的に2管編成が多いですね。最近、その理由について考えるのですが、2管だと三和音のすべての音を同一楽器で演奏できません。しかし、それが異種楽器との絶妙な和音を構成し、様々な音色を出現させていることを考えると、最も可能性を感じさせる編成なんだなと思い知らされます。同一楽器で三和音を演奏させると、安定するかもしれませんが面白みに欠けます。
 そんな思いがあって、ブラスアレンジする時も3rdまである編成よりも偶数パートでのアレンジが好きです。私のアレンジにクラリネット4thがあるのも、2パートずつの動きがバランスよく使えるからです。トランペットも2パートがベストなのにと思うことがしばしばあります。2パートの場合、強調したいときにオクターブでのユニゾンが使いやすいのも嬉しい点です。
 さて…いよいよ明後日は大分ウィンドの演奏会です。作曲家の友人に曲を委嘱しましたので、初演もあります。青山さんもこちらに来られますよね。一緒に演奏を楽しみましょう。

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